不動産投資において安定感のある利益をあげていくため、賃借人の入居している期間が影響します。
賃貸物件に関しては、入退室ごとに最小限度の原状回復工事、業者に払う広告料等が生じるため、入居している期間が短いほど経費が高く、利回りを圧迫します。
以前は、転居というと単身者でも何十万円の初期費用がかかっていたことから、2年内に移転する事例はあまりなかったのですが、物件が過多である近年では、敷金ゼロ物件が出てきたため、1年も住まないうちに退去することも多くなっています。
そのような中で、ファミリータイプは、単身者に比べるとしっかりと部屋探しをする確率が高く、その上進学などの問題点もあり、入居している期間が長くなる可能性が高いです。
入居している期間が長いほど、賃貸経営の経費は減って、しかも空室リスクも回避することができるため、利点といえるでしょう。
需要があるファミリータイプの物件は不動産投資に適しています。